焼却灰のリサイクル

ペットボトルの日本の生産量は、  日本では、ごみ、汚泥の中間処理方法として焼却が広く用いられており、大量の焼却灰が毎日発生しております。焼却灰を一番たくさん出しているのが、一般廃棄物焼却灰(いっぱんはいきぶつしょうきゃくばい)で、年間600万トン程発生しています。今は、そのほとんどが埋立処分に頼っており、焼却灰のリサイクルが重要になっています。
 この他、下水汚泥焼却灰(げすいおでいしょうきゃくばい)年間30万トン程度の発生量です。

焼却灰をリサイクルする場合、その処理方法によって大きく3通りに分けることができます。

  1. 灰を溶かしたり、細かくくだいたのもを利用する方法
  2. 焼却灰をセメント等で固めて利用する方法
  3. そして灰をそのままの状態で利用する方法
があります。
 焼却灰をリサイクルするときに、考えておかなければいけないのは、有害な物質(重金属等)がとけ出すということです。有害な物質がとけだしても安全としている基準は、リサイクル品の使用目的によって異なりますが、「土壌の汚染に係る環境基準について(平成3年環境庁告示第46号)」という基準が作られています。

 三重県環境学習情報センターの講座の一つ
「リサイクル陶板(とうばん)への絵付け教室」がありますが、これに使うリサイクル陶板は焼却灰を25%(全体の1/4)含んでいます。
環境への想いを書いてもらうだけではなく、リサイクル出来るモノをあらためて知ってもらうための講座です。


出 典:環境省「ごみの話」、経済産業省DATA