チャレンジごころ みんなでつくった壁新聞
平成20年度 員弁中学校選択理科 
かべ新聞のタイトル 緑のカーテンを広めよう!(PDF形式 540KB)
活動のテーマ 京都議定書を応援しよう!
クラブの人数 56人
クラブの種類 全校
クラブの所在地 三重県いなべ市
クラブのたん生日 平成18年4月
活動内容 「京都議定書を応援しよう!」というテーマで2年続けて「緑のカーテンを広めよう!」の取り組みをしました。緑のカーテン設置教室とその隣に設置されていない教室を対照実験しました。その結果、夏場の晴れの日に直射日光の影響を受けない教室中央部分では3℃の差があることが自動記録温度計のデータから判明しました。室内温度を下げることで夏場のエアコン消費量を減らすことができます。この結果を広めることに意義があると考え、緑のカーテンを各地に広めるための活動を行いました。全校生徒への研究発表、環境イベントでの展示、福島の全国環境学習フェアで発表、地域の人たちに体感していただくための見学会開催、TVや新聞掲載なども依頼して少しでも多くの人たちに緑のカーテンの良さを伝える活動をしてきました。
アピールしたいこと ゴーヤとキュウリで緑のカーテンをつくりました。緑のカーテンを通して子どもたちは集まってくる動物の観察をして、食物連鎖など理科の学習をすることができました。実証実験の結果を発信した結果、いなべ市以外にも県外や遠くはモンゴルや中国河南省の視察団が訪れました。子どもたちは、がんばった結果、作文コンクールでは全国入選する子が出ました。コカコーラや三重県から環境活動賞をいただくことができました。2008年度には県内を中心にとても多くの場所で緑のカーテンを見ることができました。
こどもたちからの
メッセージ
*緑のカーテンは手間がかかりすぎるとかスペースがない、時間がないなどいろんな問題があるかもしれませんが、ちょっと空いている時間に趣味を兼ねてチャレンジして下さい。

*緑のカーテンはいいものだから、この地域だけでなく、遠くの地域まで広まってほしい 。

*地球温暖化は考えただけとか、知ってるだけ、では済ませず、行動に移せたらいいと思う。

*お金がもったいないからではなく、もっとエコな心で「もったいない」を使ってほしい。

*緑のカーテンを育てていたら、いろんな観察ができて楽しかったです。

*緑のカーテンを育てることでエコを真剣に考えるきっかけとなりました。

*多くの人に緑のカーテンや省エネの大切さを広めたいです。

*中国河南省の人から「小手拉大手」(小さな手が大きな手を引っ張る)という言葉を教えていただきました。自分たち子どもが大人にエコ活動を広めていきたいと思います。
サポーターからの
メッセージ
緑のカーテンを育てるのは、今年で3年目になります。緑のカーテンの効果を実証実験した結果、確実に効果があることが分かりました。比較的簡単にできることなので、できるだけ多くの人たちに緑のカーテンを設置してほしいと思っています。他に緑のカーテンに集まってくる動物たちを調べたりすることで理科生物の生きた勉強になります。うまく育てると収穫物は食べきれないほどたくさんできます。私たちはそれを格安販売して1万2千円ほどの収益を得ました。それを全額、緑の募金に寄付しました。一般家庭なら、それを近所や知人に配ることでみんな仲良くなれます。1週間に1回の授業の時間以外にも、毎朝夕の水やりの他、昼休みや夏休みにも観察を続けていました。緑のカーテンを通していろんな動物と出会い、多くの人とのつながりができました。この活動で書いた作文が全国で認められ、マスコミ取材や環境イベントでの発表を依頼されて、自分に自信が持てるようになった子もいました。緑のカーテンを育てることで温暖化防止以外のいいことがいっぱい見つかりました。

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