チャレンジごころ みんなでつくった壁新聞
平成22年度 員弁中学校EPC 
かべ新聞のタイトル 緑のカーテンで理科実験!(PDF形式 516KB)
活動のテーマ 緑のカーテンを広めよう!
クラブの人数 64人
クラブの種類 委員会
クラブの所在地 三重県いなべ市
クラブのたん生日 平成18年度4月
活動内容 「京都議定書を応援しよう!」というテーマで2年続けて「緑のカーテンを広めよう!」の取り組みをしました。緑のカーテン設置教室とその隣に設置されていない教室を対照実験しました。その結果、夏場の晴れの日に直射日光の影響を受けない教室中央部分では3℃の差があることが自動記録温度計のデータから判明しました。室内温度を下げることで夏場のエアコン消費量を減らすことができます。この結果を広めることに意義があると考え、緑のカーテンを各地に広めるための活動を行いました。次の2年間は、夏休みに緑のカーテンを使った理科実験をしました。参加者たちがもっているさまざまな疑問や課題を実験・観察を通して探究してきました。この活動は、中学校理科2分野の学習にも重なるところがあるので受験勉強にもつながりました。
アピールしたいこと ゴーヤで緑のカーテンをつくり、それを教材にして。小・中・高の理科の教科書に出てくる理科の実験・観察にチャレンジしました。教科書に載っている生物とは異なるため、いろいろと改良してみました。2年間の試行錯誤の結果、ゴーヤという植物1種類で教科書の実験・観察が可能になりました。今後、ゴーヤで緑のカーテンをつくる学校や施設の夏休みの教材として、我々がとりくんだ内容を使っていただくのもいいかと思っています。環境に良いといわれる緑のカーテンを広めるために付加価値をつけたところがアピールしたいところです。
こどもたちからの
メッセージ
*緑のカーテンは手間がかかりすぎるとかスペースがない、時間がないなどいろんな問題があるかもしれませんが、ちょっと空いてる時間に趣味も兼ねてチャレンジして下さい。
*緑のカーテンはいいものだからこの地域だけでなく、遠くの地域まで広まってほしい。
*地球温暖化は考えただけとか、知ってるだけ、で済ませず、行動に移せたらいいと思う。
*お金がもったいないからではなく、もっとエコな心で「もったいない」を使ってほしい。
*緑のカーテンを育てていたらいろんな観察ができて楽しかったです。
*緑のカーテンを育てることでエコを真剣に考えるきっかけとなりました。
*多くの人に緑のカーテンや省エネの大切さを広めたいです。
*緑のカーテンを通じて、理科の実験・観察をたくさんできて楽しかったです。
*理科の生物分野がよくわかるようになりました。興味ももてるようになりました。
サポーターからの
メッセージ
緑のカーテンを育てるのは、今年で4年目になります。緑のカーテンの効果を実証実験した結果、確実に効果があることがわかりました。比較的簡単にできることなのでできるだけ多くの人たちに緑のカーテンを設置してほしいと思っています。他に緑のカーテンに集まってくる動物たちを調べたりすることで理科生物の生きた勉強になります。うまく育てると収穫物は食べきれないほどたくさんできます。私たちはそれを格安販売して4年間で3万2千円ほどの収益を得ました。それを全額、緑の募金に寄付しました。一般家庭なら、それを近所や知人に配ることでみんな仲良くなれます。1週間に1回の授業の時間以外にも、毎朝夕の水やりの他、昼休みや夏休みにも観察を続けていました。緑のカーテンを通していろんな動物と出会い、多くの人とのつながりができました。2年間、ゴーヤを使って行った小中学校理科の生物分野の理科実験に取り組むことでメンバーたちは、興味をもって取り組んでいました。緑のカーテンを育てている学校はぜひとも理科実験もやってほしいです。

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