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SDGsミニフォーラム2022「プラスチックについて考える!循環型社会へのシナリオ ~みんなで話し合おう~」を行いました!
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日時:2023年1月9日(月・祝)13:40~16:30
場所:三重県総合文化センター セミナー室A
参加者:18名
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昨年に引き続き「ミニフォーラム」形式で、今回は「プラスチックについて考える!」というテーマにて、参加者の皆さんと、使い捨てにされているプラスチック問題についての講義と、すべきこと、考えるべきこと、行動すべきことについての意見交換をしました。
- 話題提供1「プラスチック問題と資源循環型社会」
講師:小林 紀有起 氏(三重県環境生活部廃棄物・リサイクル課)
小林さんからは、プラスチックのリサイクル手法として、材料をリサイクルする「マテリアルリサイクル」や原料まで戻す「ケミカルリサイクル」といった種類をご紹介いただきました。また廃棄物の問題には、これまでの3R(リデュース、リユース、リサイクル)に加え、+R(リニューアブル:再生可能な資源に替えること)が大切であると説明されました。
国では、2022年4月から「プラスチック資源循環促進法」が施行され、「特定プラスチック」12品目については使い捨てを減らすことや、リサイクルしやすい製品設計が求められるようになってきています。
三重県のプラスチックごみ処理の状況として、一般廃棄物では約92%が焼却されてCO2が大量に出ており、地球温暖化への影響が懸念されます。
今後、プラスチックごみを減らすための具体的な取り組みとして、ペットボトルのボトルtoボトル事業の他、ごみ拾いアプリやスポGOMI大会なども紹介していただきました。
- 話題提供2「海洋プラスチックごみ問題について考える」
講師:千葉 賢 氏(四日市大学環境情報学部 特任教授)
千葉先生からは、海洋プラスチック問題についての国際的なこれまでの動きについて触れられました。また、日本の一人当たりの容器包装プラスチックごみの発生量は世界2位であるデータや、ごみが集積する北太平洋の巨大渦、マイクロプラスチックが海洋の生態系や人間に及ぼす影響の可能性についてなど説明していただきました。
- グループセッション「循環型社会のつくり方」
ファシリテーター:新海洋子氏(一般社団法人SDGsコミュニティ 代表理事)
初めに「最近プラスチックの使用が減ったと感じる製品」や「今後プラスチックを無くす・無くさない・減らすべきと考えること」について、個人ワークを行いました。その後、4つのグループに分かれて、プラスチックを「作る」(事業者)、「使う」(消費者)、「捨てる」(消費者)、「ゴミにする」(事業者)の各段階で、2050年にどうなっているか、どうあるべきかなど、「循環型社会のつくり方」について議論を行いました。
<グループA>
<グループB>
<グループC>
<グループD>
ぜひ皆さん、プラスチックの問題や改善策について、ここで知ったことや考えたことを周りの人に伝えていって下さい。
【報告:大山】