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三重県民の森での4月の自然観察会を実施しました
三重県民の森で、4月の第2土曜日の自然観察会を実施しました。曇りで少し肌寒く、チョウなどの昆虫は少なかったのですが、樹木の花のようすを観察したり、トンボ池でヤゴやタイコウチなどを観察したりしました。
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【主 催】 三重県民の森、自然観察指導員三重連絡会、三重県環境学習情報センター
【日 時】 2023(R.5)年4月8日(土) 9:30~12:00
【場 所】 三重県民の森(菰野町)
【講 師】 三重県民の森の職員・ボランティア、自然観察指導員三重連絡会会員、
三重県環境学習情報センターの環境学習推進員
【参加人数】 27人
【担 当】 環境学習推進員 木村
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三重県民の森のふれあいの館前に集合した後、トンボ池に向けて出発しました。
途中で、クヌギの雄花、雌花を観察したり、アカマツの新芽を観たり、オオバヤシャブシの花が終わって今年の実の原型ができているようすを観察したりしました。
タマキクラゲというキノコをさわって感触を楽しんだり、クロモジの枝のにおいをかいでみたりもしました。
スミレの花。ニオイタチツボスミレなど他のスミレ類も咲いていました。
トンボ池では網でタイコウチやアオサナエの幼虫(ヤゴ)をすくって観察したり、シュレーゲルアオガエルの声を聴いたりしました。また、付近でヨコヅナサシガメの羽化直後の個体や、オオカマキリの卵鞘(らんしょう)の中の卵、テントウムシ類の卵も観察しました。
羽化直後のヨコヅナサシガメの観察
ヤゴやタイコウチなどを観察
オオカマキリの卵を観察
クヌギの殻斗(かくと)に産み付けられていたテントウムシ類の卵(黄色のかたまり)
≪ お知らせ ≫
5月の第2土曜の自然観察会は、5月13日(土)に実施します。興味のある方は三重県民の森のホームページでご確認のうえ、三重県民の森にお申し込みください。
【報告:木村】