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2023.06.21
四日市市立西朝明中学校1年生にみなさんに出前講座を行いました。
四日市市少年自然の家で自然教室を行っている、四日市市立西朝明中学校1年生のみなさんに「水質チェック」の出前講座を行いました。
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日時:2023年5月29日(月)15:00~17:20
場所:四日市市少年自然の家
人数:115人
担当:環境学習推進員 太田、坂崎
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生活に欠かせない水を毎日どのぐらい使っているのか、用途や国ごとに使っている量の違いなどを学んだあと、みなさんが持ってきてくれた調べたい水をCOD(化学的酸素要求量)パックテストを使って、きれいなのか汚れているのか、汚れているとしたらどの位なのかを測定しました。調べたい水をパックテストの中の薬品と反応させて、5分後の色の変化で測定します。
測定の結果、川の水や雨水などの自然の水より、米のとぎ汁や洗剤が混じった水などの生活で使った水の方が環境に影響を与えていることが分かりました。
実は現在、下水処理場などの発達により、三重県の海は「貧栄養」といって海に栄養が足らない状態の場所が多く魚の漁獲量が減ったり、ノリの品質が落ちたりしています。そこで県では2022年11月から下水処理場での栄養塩類管理をする取り組みを行っています。
ただ下水処理場があるからといって、生活排水をなんでも流していいわけではありません。
油が多いものなどを、そのまま流すと処理も大変になり、下水道管の詰まりにも繋がり、
お金や、エネルギーをたくさん使うことになります。
そこで、生活排水をなるべく汚さないことや水資源を大切にする方法を考えてもらいました。「食器に残った油は紙でふき取ってから洗う」「必要な時だけ水道の水を出す」など、自分たちで出来ることを発表してもらいました。
みなさんが考えてくれた事を、これから実行してもらえるとうれしいです。
【報告:坂崎】