三重県環境学習情報センター

　四日市市立楠小学校4年生のみなさんが来館し、身近な水のよごれを調べる「水質チェック」と「展示ホールクイズ」を行いました

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　日時：2023年6月20日（火）12：00～14：30

　場所：三重県環境学習情報センター

　人数：74人

　担当：環境学習推進員　木村、太田

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　「水質チェック」は皆さんがいろんな場所で採取してくれた調べたい水を、きれいなのか汚れているのか、汚れているとしたらどのくらいなのかをCODパックテスト（化学的酸素要求量）を使って測定します。
　初めに、私たちがふだん使っている水の量や、世界の水事情などについてクイズを交えて知ってもらいました。地球上にはたくさんの水があるのに、私たちが利用できる水はとても貴重です。
　その後、実際にパックテストを使って「水質チェック」を行いました。パックテストの中に水を入れ、中の試薬に反応させて色の変化を見ます。

　パックテストによる測定の結果、池や雨水などの自然の水より、米のとぎ汁や食器を洗った水など、生活で使った後の水の方が川や海の環境に影響を与えていることが分かりました。

　そこで、環境への影響を減らすためには生活排水をどのように流せばいいのか、貴重な水を大切に使うためにはどうすればいいのかを考えてもらいました。「必要な時だけ水道の水を出す」「食べ残しをしない」「調味料を出し過ぎない」など、自分にできることをたくさん考えてもらいました。

　「展示ホールクイズ」は、展示ホールにある6つのコーナーの展示の中からクイズの答えを探します。途中で「伊勢湾への忘れもの」のミニシアターで、伊勢湾の海のごみについてのＤＶＤも観てもらいました。

　今日学んだことや知ったことを、これから環境を守るために生かしてもらえるとうれしいです。

【報告】太田