三重県環境学習情報センター

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2023.08.15

三重県民の森で8月の自然観察会を開催しました

 毎月第2土曜日に開催している三重県民の森での自然観察会ですが、8月は都合で11日の「山の日」の祝日(金)に開催しました。台風6号が過ぎ去り、7号がやって来るまでの晴れ間で、とても暑い日でした。

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 主催 : 三重県民の森、自然観察指導員三重連絡会、三重県環境学習情報センター

 日時 : 2023811日(金・祝) 9:3011:45

 場所 : 三重県民の森(菰野町)

 人数 : 20

 講師 : 三重県民の森職員とボランティア等、自然観察指導員三重連絡会会員、三重県環境学習情報センター職員

 担当 : 環境学習推進員 木村

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 集合場所の三重県民の森のふれあいの館前では、下見の時にオオミズアオ(蛾)が木の高い葉に止まっていたので捕まえておいて、参加者に観てもらいました。

 

        オオミズアオ
 羽化してから日数が経っているためか、ハネがかなりいたんでいます。

 その後、クヌギのまだ小さいどんぐりを観たり、アオマツムシの幼虫やガの幼虫を観たりしました。

 捕まえたアブラゼミに付いていたセミヤドリガ(蛾)の幼虫を観察した後、つどいの広場の横でセミヤドリガの繭も観ることができました。

 
 アブラゼミの腹に付いていたセミヤドリガの幼虫(白い塊にみえるもの)
 いろいろなセミに寄生します。

 

  ササに付いていたセミヤドリガの繭

 
   つどいの広場でウスバキトンボを捕りました

 
      捕まえた虫を観察する子ども

 このほかに、ミヤマアカネ、ウスバキトンボ、オニヤンマ、シオカラトンボ、コヤマトンボ、ショウリョウバッタ、エンマコオロギ、ウンモンスズメ、カノコガ、ツクツクボウシ、ノコギリクワガタ、ヤマトカブトムシ(カブトムシ)、ウスバカミキリ、ツノトンボ類の卵と幼虫など、たくさんの昆虫が観られました。

 
        コヤマトンボ

 

       ノコギリクワガタ

 
 セミヤドリガの幼虫が付いたアブラゼミが、木に止まっているところも観察できました。 

 また、クサギの可愛らしい花が咲いていたので、花と葉っぱの香りを嗅いで、違いを楽しみました。

         
        クサギの花
 どんな香りがするか、花を見つけて香りをかいでみてください。

 次回9月は、9日の第2土曜日に開催する予定です。

 参加してみたい方は、三重県民の森ホームページの「森のカレンダー」で詳細をご確認のうえ、三重県民の森にお申し込みください。

【報告:木村】

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