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津市立大里小学校4年生のみなさんが来館しました。
津市立大里小学校4年生のみなさんが来館し、身近な水のよごれを調べる「水質チェック」と「展示ホールクイズ」を行いました。
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日時:2023年11月22日(水)9:30~12:00
場所:三重県環境学習情報センター
人数:36人
担当:環境学習推進員 太田
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「水質チェック」はみなさんがいろんな場所で採取してくれた調べたい水を、きれいなのか汚れているのか、汚れているとしたらどの位なのかをCODパックテスト(化学的酸素要求量)を使って測定します。初めに私たちがふだん使っている水の量や、世界の水事情などについてクイズを交えて知ってもらいました。地球上にはたくさんの水があるのに、私たちが利用できる水はとても貴重だと気が付きました。その後、実際にパックテストを使って「水質チェック」を行いました。パックテストの中に調べる水を入れ、中の試薬に反応させて色の変化を見ます。
測定の結果、池や雨水などの自然の水より、米のとぎ汁や食器洗いに使った水、パスタのゆで汁など生活で使った後の水の方が川や海の環境に影響を与えていることが分かりました。
そこで、環境への影響を減らすためには生活排水をどのように流せばいいのか、貴重な水を大切に使うためにはどうすればいいのかを考えてもらいました。「必要な時だけ水道の水を出す」「食べ残しをしない」「調味料を出し過ぎない」など、自分に出来ることをたくさん考えてもらいました。
「展示ホールクイズ」は展示ホールにある6つに分かれたコーナーから、あらかじめ配布させていただいた「環境クイズ」の答えを探します。みなさん相談しながら展示ホールを見学してクイズの答えを探しました。見学の間に「伊勢湾への忘れもの」のミニシアターで、伊勢湾の海のごみについてのDVDも観てもらいました。
今日学んだことや知ったことを、これから環境を守るために生かしてもらえるとうれしいです。
【報告】太田