三重県環境学習情報センター

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2024.07.31

環境基礎講座2024 第5回「SDGs」報告

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【日時】令和6年7月27日(土) 13:45~16:30
【場所】三重県総合文化センター
【内容】
  ●  講話「SDGsとは? いなべ市の取り組み」
  ●  SDGsカードゲーム「Get The Point」
【参加人数】堀田 彰宏 氏(いなべ市役所 企画部政策課 主幹)  
【参加人数】28 人
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第5回では、堀田さんを講師にお招きし、「SDGsとは? いなべ市の取り組み」についてのご講話と、SDGsカードゲーム「Get The Point」を行いました。

いなべ市では、地方創生の取り組みの中から「豊かな自然」がいなべ市の特色であると考え、それをSDGsの動きと重ねてきました。最初に、SDGsについての基礎的な解説を行い、今の私たちの生活を続けていたら、2030年には地球2個分の資源が必要となってくると堀田さんは述べられました。

  

カードゲーム「Get The Point」は、再生できる資源(木材、植物など)と再生できない資源(鉄、化石燃料など)を組み合わせて、車やお寿司、携帯電話といったアイテムをつくり、ポイントを競い合うものです。

1回目は個人対抗で、自分の欲しいアイテムを思うがままに作り、結果として資源が枯渇してしまいました。2回目は、4人チームでお互いに協力し合い、グループ対抗で、なるべく資源が残るようにアイテムを作っていきました。途中で、異常気象や石油危機といった「クライシス」と、自然エネルギーやリサイクルといった「サステナブル」の条件も出てきます。どこのチームも、2回目は資源を残すことができ、かつ大きなポイントも得ることができました。奪い合い競争するよりも、持続するために協力し合う社会の方が、サステナブルであることを感じさせてくれるゲームでした。
   

最後に、いなべ市の取り組みとして、「カジュアル、オシャレ、カワイイ」をキーワードとしてSDGsを推進しており、にぎわいの森をモデルとしてグリーンインフラを展開、またフェアトレードタウンやSDGs未来都市、自治体SDGsモデル事業に認定されてきた動きなどについてお話しいただきました。

たいへん興味深い講話と楽しいゲームだったかと思います。
今日得た気づきを、日々の生活の中で活かし行動していっていただければと思います。

【報告:大山】

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