三重県環境学習情報センター

　8月11日は「山の日」ですが、実は三重県環境学習情報センターの誕生日でもあります。今年でセンターは、なんと25歳になりました。

　25年と言えば、「4分の1世紀」です。センターが開館した1999年頃は、「地球温暖化」と言ってもピンとこない人が多数派でした。今年の夏の暑さは25年前と比べると大変厳しく、「地球沸騰」という言葉も出てきている昨今ですから、おとなで「地球温暖化」を実感していない人はいないのではないかと思っています。

　子どものうちから環境保全について学でいるご時世です。環境学習情報センターも時代のニーズに応えられるよう、プログラムを増やしたり、学年別に講座内容を精査したり、情報発信の幅を広げたりしてきました。県民の皆様に開かれた環境学習・情報発信の施設として、これからもお役に立てるよう努力を続けていく所存です。

　今後ともどうかよろしくお願いいたします。

　以下は三重県環境学習情報センターと付近のようすです。

　
　　2024年1月撮影

　
　　　2004年2月撮影　現在との違いがわかりますか?

　
　　2001年度の冬にセンターの屋上から鈴鹿山脈の方を撮影
写真 中央の雪の山が御在所岳
その手前真ん中の建物は「鈴鹿山麓研究学園都市センター・三重県科学技術振興センター」の建物で、今はありません。現在は他の企業さんの建物が建っています。
写真の左の方には、センターの屋上にあった風力発電の小型の風車が写っていますが、どれかわかりますか?
これも今は取り外されています。

　
　　2020年3月28日撮影
鈴鹿山麓研究学園都市センターにあった桜の木。いつも私たちの目を楽しませてくれていました。
他の木よりやや早く咲き始める木でしたが、近年は3月末頃で満開に近いくらいになっていて、温暖化の影響を感じさせていました。