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環境基礎講座2021~フィールドツアー編~ 第1回「気候危機」報告
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【日時】令和3年11月13日(土)12:30~15:30
【場所】馬野川小水力発電所
【テーマ・内容】気候危機「地域資源で再生可能エネルギーをつくる」
【講師】松崎 将司 氏(株式会社マツザキ 代表取締役)
【参加人数】6人
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新型コロナウイルス感染症拡大防止のため8月から延期となっていました「環境基礎講座2021~フィールドツアー編~」第1回ですが、今回開催することが出来ました。場所は、伊賀市の山辺にある馬野川小水力発電所です。
最初に水車・発電機を案内していただき、その後、取水堰を見学に行きました。
講師の松崎さんは、東日本大震災後にボランティアをした後に、何かできないかと地域の小水力発電の建設を行うことにしました。銀行の薦めで三重大学との共同研究の話をいただき、馬野川小水力発電所の実現にこぎつけました。建設に際して許可の課題となったのは、オオサンショウウオの生態学的調査で、今も5年続けて調査を行っているそうです。
できた電力は、再エネを扱う「みんな電力株式会社」を通して、供給を行っています。みんな電力では、こちらから供給先を選べないので、PRをし、地域の学校が馬野川小水力発電で発電された電気を買ってくれるようになったとのことです。まさにエネルギーの地産地消です。ちょうどFIT制度が変更になる前だったので、可能だったというお話もありました。
参加者からは「伊賀市の地域に供給する際の課題は何か?」、「自分には何ができるかアドバイスが欲しい」といった質問がありました。松崎さんからは、「伊賀に再エネを買ってくれる地域電力があれば、そこに供給できるので、一番いい。」「いろいろな人と人とのつながりがあり、精一杯やってきた」とのお話をいただきました。
【報告:大山】