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「みえ星空環境案内人養成講座」第1回目を開催しました!
コロナウイルス感染症拡大防止の為、2022年2月に開催出来なかった「みえ星空環境案内人養成講座」を今回改めて開催することとなりました。
受講生は、2月の受講決定者に再度お声掛けをし、日程調整できた方々のみでの開催となりました。
2011年から始まり、今年で11年目となったこの講座は、『星と人と環境の懸け橋になろう』をキャッチフレーズに、星や空の環境について知り、伝えていく方を養成する講座です。
また、講座を通して全国共通資格「星空案内人(星のソムリエⓇ)」の取得を目ざすこともできます。
その中で、センターの講座では、準星空案内人、みえ星空環境案内人の資格取得のための講義や実技など全8科目を行います。
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日時:2022年5月28日(日)10:00~17:55
場所:四日市市勤労者・市民交流センター 東館3階大会議室
参加人数:10人
担当:環境学習推進員 太田、大村
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第1講義 「さあ、はじめよう」では、星とは?星座はどうして変わる?などの星に関する基礎知識と、宇宙と地球環境の関連などについて学びました。先ずは入門編として教科書を元に、星座や惑星や銀河系まで、宇宙全体を分かりやすく学びました。
第2講義 「星空の文化に親しもう」では、星座はいくつ?星座は誰が決めた?星座にまつわる神話など、星空や宇宙に関する文化的な背景に関する講義です。暦や占い、七夕など、星の文化は現在の生活とも深く関わるおもしろい分野です。
講座を通して、今後も掘り下げていただければと思います。
第3講義 「光害を知ろう」は、三重県独自の科目です。光害(ひかりがい)は、必要以上の屋外照明やネオンなどの光による障害のことです。光害によって、星が見にくくなるだけでなく、照らされていないところが見にくくなる、無駄な電気の消費、睡眠障害、植物の発達障害、孵化したウミガメが海に戻れない、蛍の繁殖の減少など様々な問題が起きています。
修了生の所卓男さんが『天の川を求めて』というテーマで、自身の活動発表を行い、更に詳しく光害について学びました。
各科目ともレポートや実技があり、なかなか大変ですが、がんばって全員修了していただきたいと思います。
また、18:00~19:10までは修了生の方々にも加わっていただき、自由参加の交流会も開催しました。
【報告:大村】