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皇學館中学校に「水質チェック」「食品ロスを減らそう」の出前講座に行ってきました。
皇学館中学校2年生のみなさんと「水質チェック」「食品ロスを減らそう」を行いました
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日時:2023年2月28日(火)9:30~12:20
場所:皇學館中学校
人数:29人
担当:環境学習推進員 脇谷、坂崎
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「水質チェック」では、みなさんが持ってきてくれた調べたい水が、きれいなのか汚れているのか、汚れているとしたらどの位なのかをCODパックテスト(化学的酸素要求量)を使って測定します。
初めに私たちがどのような用途で水を使っているのか、使っている水の量や世界の水事情などについてクイズを交えて知ってもらいました。地球上にはたくさんの水があるのに、私たちが利用できる水はとても少なく、貴重なものであると気が付きました。その後、実際にパックテストを使って「水質チェック」を行いました。
測定の結果、池や川などの自然の水より、米のとぎ汁や食器洗いに使った水など生活で使った後の水の方が数値が高いことが分かりました。
生活排水の多くは下水処理場や合併浄化槽で処理をして、河川や海に放流されていますが、油や食べ残しなどを流すと排水管のつまりの原因にもつながります。
生活排水をどのように流せばいいのか、貴重な水を大切に使うためにはどうすればいいのかを考えてもらいました。
「食品ロスを減らそう」ではグループで意見を出し合いながら「食品ロス」について学びます。
現在日本では、たくさんのごみが出ています。そのなかには、まだ食べられたにもかかわらず捨てられた「食品(食品ロス)」が多く含まれています。
食品ロスの現状を知ってもらい、最後に食べものを捨てないために出来ることを話しあいました。
自分たちに出来ることを付せんに書いて貼ってもらい発表してもらいました。
たくさん考えてくれて頼もしい限りです!
みなさんの行動が、SDGsの達成にも繋がっていきます。
ぜひ、自分の出来ることから行動に移してくださいね。
みなさんのこれからの活躍を期待しています!
【報告】坂崎