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SDGsミニフォーラム2023「みんなで話し合おう 自然エネルギーのこれから」を行いました
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日時:2024年3月20日(水・祝)13:40~16:30
場所:三重県総合文化センター 中研修室
参加者:14名
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今回で3年目のSDGsミニフォーラム。今年は自然エネルギーをテーマとし、「ミニフォーラム」形式で、参加者の皆さんと考えるべきこと、行動すべきことについて意見交換をしました。
話題提供「自然エネルギーによる小規模・分散型・地域循環システムの展望」
講師:坂本 竜彦 氏(NPO法人 地域資源ネットワークみえ 副理事長)
坂本氏からは、なぜSDGsが問われているのかというと、今の社会が持続可能ではないから、と説明を始めていただきました。そして化石燃料社会から自然エネルギー社会へと転換していくためには、地域にある資源を利用して、大規模集中型から小規模分散型へと考え方を切り替えていく必要があると述べられました。事例として、デンマークの風力発電やドイツのバイオエネルギー村を紹介していただきました。また新たな取り組みとして、竹バイオマスの可能性についても言及されました。最後に、エネルギーの需要と供給のバランスが大切で、これからは、エネルギーは買うものではなく、自分でつくっていくという発想の転換が必要だとのお話がありました。
フロアセッション「小規模・分散型・地域循環システムをどうつくるか」
ファシリテーター:新海洋子氏(一般社団法人SDGsコミュニティ 代表理事)
フロアセッションでは、新海氏から「なぜ日本では小規模・分散型・地域資源エネルギー供給システムがつくれないのか?」との投げかけがありました。坂本氏は、日本のエネルギー政策の問題を指摘され、バイオエネルギー村の経営主体は様々で、自治体主導のところもあるが、民間主導のところもあり、自分ごととして気付いた人からやっていく事が必要とのお話がありました。
フロアからは、蓄電の研究をもっとして欲しい、小規模な家電発電機や低価格化を企業に求めること、日本は海に囲まれているので小水力や波力など海を活用して欲しい、木質バイオマス発電に耕作放棄地を活用しては?、家の窓に貼れるフィルム型の太陽光はどうか?といった様々な意見や質問が活発にあげられました。さらに中高生など若者への教育も大切との意見が出ました。
皆さん、各地からご参加いただきましたので、地域での資源を振り返り、ここで知ったことや考えたことを活用し、また周りの人に伝え、活動していってくださることを期待しています!
【報告:大山】