三重県環境学習情報センター

「今月の企画展示」 アルバム2012

3月 「積水ハウス株式会社 三重支店」
積水ハウスは2008年に住宅業界では初めて環境省から「エコ・ファースト企業」として認定され、地球環境保全に関する取組みを約束しています。
「エコ・ファースト制度」とは、企業の環境保全に関する業界のトップランナーとしての取組を促進していくため、企業が環境大臣に対し、自らの環境保全に関する取組を約束する制度です。
積水ハウスでは「温暖化防止」「生態系保全」「資源循環」などに取り組んでおり、建築廃材などの27種類分別・リサイクルや学校などへの出張授業などを行っています。 展示では、環境への取組みについてのパネル展示や、子どもでも楽しく学べる本や生態教育クラフトなどを紹介していただきました。
積水ハウス株式会社 CSR・環境活動についてのHP
http://www.sekisuihouse.co.jp/sustainable/2012/
2月 「三重県下水道課・財団法人 三重県下水道公社」
下水道の浄化センター(終末処理場)では、微生物などを利用して家庭や工場から出された汚水を浄化し、きれいになった水を川・海に流しています。下水道はふだん見えないものですが、街を清潔に保ち、川や海を汚さないようにするなど、みなさんのくらしを支える大切な役割を担っています。
展示では、下水道の普及・啓発として9月10日の下水道の日にちなんで募集された「第25回 下水道ポスターコンクール」の入賞作品と下水道の役割について展示していただきました。
みえの下水道のHP
http://www.pref.mie.lg.jp/GESUI/HP/
財団法人 三重県下水道公社のHP
http://www.mie-kousha.or.jp/
1月 「三重県立四日市西高等学校 自然研究会The Waders」
自然研究会The Wadersは、学校周辺の豊かな湧水に育まれた里山環境に生息する動植物の調査研究、絶滅危惧種の保護、生息環境の保全などを行っているクラブです。
展示では「三重県産ハリヨの繁殖行動の観察」についてのパネル展示や、スライドを使ってホトケドジョウ、ヒメタイコウチなどの貴重な生物や、学校近くの里山で見られる自然などについての研究も紹介していただきました。
三重県立四日市西高等学校のHP
http://www.424hs.jp/
12月 「四日市ウミガメ保存会」
「再びウミガメが産卵にくるような砂浜に」との思いから2009年1月から早朝に四日市市楠町にある吉崎海岸で清掃活動と勉強会を行っています。
2010年には7年ぶりにアカウミガメの産卵が確認されました。この清掃活動も参加される方が年々増え2011年には1,000人以上の方が活動に参加しています。
展示では今までの活動をパネルや写真、パンフレットで紹介していただきました。またカメの卵の殻やアート作品なども展示していただきました。
ウェルカメ四日市公式ブログ
http://ameblo.jp/kame-kame/
11月 「花王株式会社」
花王株式会社では環境に配慮したモノづくりを目指して、エコな活動に取り組んでいます。原材料を選ぶところから、製品を作って、運んで、使って、ごみに出すまでの、すべての段階で環境への負担を減らす努力をしています。
展示では「いっしょにeco」をテーマに、私たちの生活の中でできる「eco」なことをパネルなどで紹介していただきました。
洗濯、お風呂、キッチンなどで…どんなことをすれば、環境にやさしいのか学ぶクイズもあり、子どもから大人まで楽しく参加していただきました。
花王株式会社「いっしょにeco」のHP
http://www.kao.com/jp/corp/eco/
10月 「坂下星見の会」
坂下星見の会では、亀山市坂下の美しい星空をもっと多くの人に見てほしい、宇宙をもっと身近に感じてほしいとの想いから星空観察会やイベント、光害についての啓発活動などを行っています。
平成23年度にはこうした活動が評価され、環境省「星空の街・あおぞらの街」全国協議会会長賞「天の川賞」や「みえ環境活動賞」を受賞されました。
展示では、活動の様子や参加した子どもたちが星空への想いを書いたキャンドルの風よけなどを、星の写真とともに紹介していただきました。
坂下星見の会HP いきいきキッズ応援団内のHP
http://www.sekikids.net
9月 「コープみえ 環境(委)グループ「みどりの木」」
コープみえ環境(委)グループ「みどりの木」は、伊賀・名張の生活協同組合コープみえの会員が中心となって始めた環境活動グループです。
グループでは毎年夏休みに、地域の小学校や公民館などに呼びかけて、名張川に住む生き物を調べる「親子リバーウォッチング会」を平成8年から行っています。平成23年には長年の活動が認められ「みえ環境活動賞」を受賞されました。
展示ではリバーウォッチング会の様子や今までの調査結果をまとめた冊子も展示していただきました。
生活協同組合コープみえのHP
http://www.coop-mie.jp/
8月 「桑名市教育委員会 文化課」
桑名市には多くの文化財があり、その中から桑名市指定天然記念物の「ヒメタイコウチ」についてパネル展示していただきました。
「ヒメタイコウチ」は開発や環境の変化によって絶滅が心配されており、三重県版レッドデータブック絶滅危惧種IB類にも指定されている昆虫です。
桑名市ではヒメタイコウチなどの貴重な文化財を守っていくために、各地でのパネル展示や、定期的な保全活動、観察会などを行っています。
桑名市 文化・歴史のHP
http://www.city.kuwana.lg.jp/index.cfm/24,0,234,html
7月 「松阪市環境パートナーシップ会議」
松阪市環境パートナーシップ会議は、市民・市民団体、事業者、教育機関、行政が対等な関係を結び、それぞれの得意分野を活かしながら、連携し協力して環境にやさしい行動を実践することを目的として設立されたものです。
企画展示では、地球温暖化防止や省エネルギーなどに効果のある緑のカーテンの作り方と、推進・普及のために行われている「緑のカーテンコンテスト」の平成23年度の部門別・優秀作品を展示していただきました。
6月 「株式会社東芝 四日市工場」

四日市工場は、携帯電話、デジタルカメラ、パソコンなどに使われるフラッシュメモリやSDカードなどのメモリ製品などを作っている工場です。
今回の企画展示では、製品製造の技術開発による更なる環境配慮や、地元自治体とのコミュニケーション、小学校への環境教育の出前講座、環境貢献活動などについて紹介していただきました。
また、環境報告書や子ども向けのパンフレットなどを作成し、広報活動も行っています。
株式会社東芝 四日市工場のHP
http://toshiba-yokkaichi.jp/

5月 「三重県立四日市農芸高等学校」
三重県立四日市農芸高等学校は、明治45年に鈴鹿農学校として創立されました。昭和30年、四日市農芸高等学校に改称し、現在にいたっています。
2002年に「ISO14001」を認証取得し、積極的に環境保全に取り組む人材の育成を目指し、各教科で環境にポイントを置いた環境教育プログラムを作成し、授業の中で実践しています。
展示では各学科の活動の様子や、生徒のみなさんが作った寄せ植えなどの作品、ジャム、カレーなどの製品も展示していただきました。
三重県立四日市農芸高等学校のHP
http://www.mie-c.ed.jp/ayokka/
4月 「四日市ダンボールコンポストの会」
 四日市ダンボールコンポストの会は、主に四日市市で活動をしている団体です。
この団体では、各家庭で生ごみを堆肥化する事で、家庭からでる生ごみの量を減らし、焼却炉の負担の削減や、生ごみの運搬量の減量、地球温暖化の原因とされるCO2の削減をすることを目標に活動をしています。
同団体では、定期相談会などを行い、堆肥化がうまくいかないときや、トラブルがあったときのお悩み相談や、フォローも行っています。